イオン導入

皮膚は、外敵の侵入から体の内側を守るバリヤの働きをしています。
お肌に良い化粧品を塗っても、ほとんど吸収されません。
水溶化される化粧品の成分を弱い電流の力を借り、イオン化します。
マイナス同士、あるいは、プラス同士が反発する原理を利用し、お肌のバリヤを通過させ有効成分を吸収させるのがイオン導入です。
化粧品の単純塗布比べ、数100倍(実験レベル)の吸収力があります。

ここで導入に一番用いられるビタミンCにつき説明します。

ビタミンCの効能

皮脂腺の働きを抑制するという性質上、時々、乾燥症状・ヒリヒリ感・ツッパリ感が出ることがあります。
つけ続けると、保湿力がアップし、気にならなくなりますが、改良された最新型ビタミンC誘導体(APPS)を使うと、以前よりあるビタミンC製品と比べ、大幅に保湿力がアップしましたので、一時的な乾燥や刺激感が気にならなくなります。
以前よりあるビタミンC製品と比べ、大幅に保湿力がアップしました。
APPSは、従来のビタミンCにパルミチン酸という脂質を結合させることにより、細胞膜との親和性が増し、従来のビタミンC誘導体と比べ、10倍から100倍以上のビタミンCが細胞内に浸透するようになりました。
また、真皮内へ多く到達するので、皮膚のコラーゲン合成促進能力も向上しました。
つまり、細胞内への浸透力と、皮膚の深い部分への浸透力がアップしたことにより、効果もアップしたということです。

今までのビタミンC誘導体よりさらに赤み軽減殺菌作用にすぐれたGO-VCというものもあります。

イオン導入に用いるビタミンC誘導体のエッセンスは3種類あります。

● ビタミンCローション
さっぱりタイプです。高い抗酸化力を持つ亜鉛配合です。
ニキビテカリ・脂性肌が気になる方におすすめです。未成年の方や男性には特におすすめ。
家庭でイオン導入可です。
● APP+Eローション(APPS+水溶型ビタミンE)
しっとりタイプです。
ニキビ・くすみ・シミ・小じわ・毛穴等が気になる方におすすめです。
今まで、水に溶かすことのできなかったビタミンEの水溶化に成功しました。化粧水や美容液に高濃度配合が可能になり、お肌にビタミンEの効能である抗酸化・抗炎症作用を与えることができるようになりました。
家庭でイオン導入可です。
● APP+Eローション+GO-VC
使用感はビタミンCローションとAPP+Eローションの中間です。
ニキビ、美白、小じわ、毛穴等、あらゆる症状におすすめです。
特に、赤み軽減力がアップし、抗菌作用を有します。
家庭でイオン導入可です。

受けたくても受けられない方

  • 体内に金属のある方(ペースメーカー、人工関節、その他)
  • 妊娠中・授乳中の方
  • ビタミンCやEにかぶれる方
  • ニキビやシミ以外で、導入部位に皮膚疾患のある方

回数

  • 通常は、ケミカルピーリング・レーザーピーリング等の処置でご来院されたときに、一緒にお受けになるのがよいでしょう。
  • いずれのタイプのイオン導入にせよ単独でお受けになるなら、週に2回のペースで、3ヶ月連続で受けていただいた方がよいでしょう。

合併症・副作用

  • 基本的に大きな副作用はございません。
  • イオン導入中のピリピリ感を感じることがあります(電流を弱めることにより、快適にお受けになれます)。
  • ビタミンC,Eによるかぶれ・刺激感・乾燥感を生じることがあります(刺激感・乾燥感はAPPS+Eローションを使うことにより非常に軽減されます)。

イオン導入単独では、効果がかなりマイルドなので、頻回に受け、かつ、長期間継続することが大事です。
頻回に受診することが困難な場合は、家庭用イオン導入器を購入され、継続されることをおすすめします。

ニキビの治療

  1. ニキビの治療について

    当クリニックで受診できるニキビ治療の一覧になります。

  2. ケミカルピーリング

    ケミカルピーリングとは、グリコール酸やサリチル酸といった酸を塗ることにより、皮膚の表面にある角質というものを化学的に…

  3. グリコール酸ピーリング

    グリコール酸によるケミカルピーリングが、世間では一般的に“ケミカルピーリング”と呼ばれているものです。

  4. サリチル酸マクロゴールピーリング

    ピリピリ感はほとんどないのに、皮膚の角層をしっかり溶かして

  5. トレチノイン

    トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であ…

  6. TCAピーリング

    TCAとは、トリクロロ酢酸のことで、水に極めて溶けやすい強酸性の物質で、強い腐食性があります。 TCAを用いて、…

  7. LED治療

    以前より、ブルーライト(405~420nm)はニキビ治療に応用されていました。アクネ桿菌に対する殺菌作用があるためです。しかし、皮…

  8. イオン導入

    皮膚は、外敵の侵入から体の内側を守るバリヤの働きをしています。 お肌に良い化粧品を塗っても、ほとんど吸収されません。 水溶化さ…

  9. ホルモン療法

    ニキビの原因として、ホルモンが関係していることが考えられます。 ホルモンの部分を治療するには、副作用やネガティブフィードバック(…

  10. 低用量ピル

    ニキビの原因となる黄体ホルモンや、卵巣・副腎由来の男性ホルモンを抑える働きがあります。 低用量ピルは、特に、黄体…

  11. スピロノラクトン(アルダクトンA)

    アルダクトンAは…

  12. 保険診療

    抗生物質 効けば、圧倒的に速やかに効きます。

  13. その他の方法

    体の内側のコンディションを整えるのもニキビができにくくさせる重要な要素と私たちは考えております。 そうすることで、活性酸素が生じ…