【学会】第39回 日本臨床皮膚科医会総会学術大会に行ってきた

院長ブログ

「健康なお肌と“きれい”をめざして」いるあなた、こんにちは!!

 

2023年6月17日(土)~6月18日(日)に札幌市で行われた第39回日本臨床皮膚科医会総会学術大会に参加してきました。

 

今回は開業医メインの最大の皮膚科学会でありながら美容皮膚科系の話題がここ最近としては乏しい印象を受けました。

 

ただ、今回参加してみて改めて日本のニキビ治療は世界から20年遅れていると実感しました。

海外でニキビ外用剤として認可されているものは日本のそれをはるかに上回る種類でした。

「え?そんな成分の塗り薬が?」と思うようなものがありました。

 

また、酒さの海外で認可されている外用剤も日本と比べて種類が多かったです。

日本の外用剤は丘疹・膿庖型酒さへの治療薬がメインで、紅斑型(ただ赤い、あるいは、それに毛細血管拡張を伴うもの)に適した薬が乏しいのが現状です。

 

ニキビにせよ、酒さにせよ、目新しい薬には必ず副作用やまだまだわからない不具合等が隠れている可能性があるので、安全性や副作用のことを十分把握できた段階で採用したいと考えています。

 

成人性アトピー性皮膚炎の伝染性軟属腫(水イボ)が併発した一例報告がされており、むやスキンクリニックで採用している3A M-BF CREAM(水イボクリーム あるいは 銀クリーム)を使用するために、むやスキンクリニックに処方依頼があり水イボを軽快させたとの内容でした。お役に立ててよかったです。

 

文化講演ではカーリングのオリンピックメダリストであるチーム ロコ・ソラーレの方々のお話を聞く機会があり、チームワークがいかに重要であるかを学び、今後のクリニック運用に活かせたらと思いました。

 

では。

 

関連記事

求人情報 むやスキンクリニック |千里中央でニキビ・アトピー・シミ治療の皮膚科なら