“VHO”とは、“Virtuose(熟達した)”、“Humane(人間的・痛みが少ない)”、“Orthonyxie(真っ直ぐな正しい爪)”の頭文字をとって名づけられた保存的治療法です。
「実技講習を修了したライセンス取得者のみが行う、痛みが少ない治療法で、くい込んだ、あるいは、巻いた爪をまっすぐな爪に戻す方法」と、いう意味です。
どのようにワイヤーをつけますか?
- 専用のワイヤーを爪の形の合うように調節します。
- 爪甲の両側端にフック状のワイヤーを引っ掛けます。
- フック状のワイヤーにループ状のワイヤーを引っ掛け、ループ状のワイヤーをねじていくと、爪甲の両側端が引き上げられ、爪甲の形がまっすぐになるような矯正効果が得られます。
- 余分なワイヤーをカットし、ワイヤーの固定目的と、ワイヤーが靴下やストッキングに引っ掛からないようにする目的のために、コーティングします。
ワイヤー装着後は、どうなりますか?
- 今までの痛みがすぐに軽減することがほとんどです。
- ただし、かえって痛みを感じたり、違和感があるときは、すぐに受診してください。
通院間隔はどれくらいですか?
何も問題がなければ、通常は3ヶ月に1回の受診でO.K.です。
いつまでワイヤーをつけないといけませんか?
矯正期間は、個人差がありますが、だいたい1年前後です。
長所と短所は?
- ○ 爪が短くても矯正できます。
- ○ 爪の根元に近いところで矯正するので、爪に無理をかけることなく、確実に元の爪へと修正していくことができます。
- ○ 付けたその日から、入浴と運動が可能です(化膿している状態を除く)。
- × 化膿している状態では、装着するのに痛いので、場合によっては、局所麻酔が必要です。
- × あまりにも巻き爪の程度がひどいと、装着に時間がかかります。
- × 第1趾(親指)しか矯正できません。
さらに詳しいことをご覧になりたいあなたは、
http://www.vho.jp/
を、ご参照ください。